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令  和  元 年 度 事 業 報 告

 

 令和元年度事業計画に基づき、適正かつ効果的な安全運転管理と職員一人ひとりの交通安全意識の高揚を図るための各種施策、活動に積極的に取り組むとともに、第10次島根県交通安全計画に掲げる「平成32年までに交通事故による死者数18人以下」とする抑止目標達成に向け、関係機関・団体及び安全運転管理者設置事業所が一体となった交通事故防止対策を推進した。

 令和元年中の県内の交通事故は、発生件数、負傷者数はそれぞれ1割程度減少したが、死者数は25人と前年を上回った。

 一方、安管設置事業所の交通事故は、発生件数87件(前年比+7)、負傷者数94人(前年+3)はそれぞれ微増したが、死者数は一昨年2人から1人となった。

 また、昨年も一昨年同様に安管設置事業所従業員の中から、飲酒運転で検挙される者が出たことは残念であった。

 当協会における令和元年度事業の実施状況は次のとおりである。

 

1. 組織の充実・強化
  (1)

新規選任届出事業所・未加入事業所に対する対策

 新規選任届出事業所・地区協会未加入事業所に対し、安全運転管理者等講習通知時等に、会員メリットを訴えて加入を依頼するとともに、地区協会事務局との連携を図りながら加入促進に努めたが、令和元年度末の県内全体の状況は、

 ・安全運転管理者等  3,782人(前年度比 -4人)

 ・会 員 数       3,371人(前年度比 -19人)

であり、会員加入率は89.1%(前年度89.5%)と僅かに下がった。
  (2)

安全運転管理者等未選任事業所に対する対策

 法の不知等による未選任事業所の一掃を図るため、警察本部、各警察署との連携のもと、未選任事業所の発見と新規届出者に対する地区協会への加入促進に努めた。

 

2. 安全運転管理に関する調査、研究等
  (1)

安全運転管理推進モデル事業所の委嘱(5/1~4/30)

 県内54事業所を選定し、所轄警察署長と地区協会長の連名による委嘱状とモデル事業所看板を交付して委嘱時講習を行った。

 モデル事業所は1年間、他の事業所のモデルとしての活動を展開した。

  (2)

事業所診断の実施

 10・11月の2か月間、事業所診断実施要領に基づき、「管理対策優良事業所」「管理対策低調事業所」「その他診断を必要と認めた事業所」計114事業所を選定し、所轄警察署員と地区協会員による共同診断を行い、安全運転管理者等と面接の上、必要な指導助言を行った。

  (3)

安全運転管理のための執務資料等の発行・配付(随時)

 安管だより・安管カレンダーへの同封、安管講習・モデル事業所委嘱・各種研修時等に次の執務資料を配付した。

・「事例から学ぶ交通事故ゼロへの道」テキスト(全事業所)

・「贖いの日々」小冊子(全事業所)

・「安全運転指導のための年間スケジュール帳」小冊子(全事業所)

・「エマージェンシーブックレット」(全事業所)

・「横断歩道は歩行者優先」パンフレット(全事業所)

・マグネットシート「横断歩道 歩行者優先」

         「車間時間 ゼロ1 ゼロ2 ゼロ3(全事業所)

・「企業ドライバーの交通事故を防ぐ」小冊子(モデル事業所)

・「交通KYTで事故を防ぐ」小冊子(モデル事業所)

・「交通安全ドリル」(会員事業所)

・「高齢者の行動特性を知って交通事故を防ごう」小冊子(会員事業所)

・「冬道の安全運転マニュアル」小冊子(会員事業所)

・「運転中にイライラしないための20のアドバイス」小冊子(会員事業所)

・「ながら運転 厳罰化」リーフレット(会員事業所)

・「交通事故を防ぐ実例ヒント集」小冊子(診断事業所)

・「交通事故防止は朝礼から」小冊子(診断事業所)

・「春・秋・冬の交通安全運動」「ストップ!悪質・危険運転」「悪質 飲酒運転・危険ドラッグ運転」等、各種リーフレット・チラシ・ポスター(会員事業所・モデル事業所)

 

3. 安全運転管理者等の研修会の開催
  (1)

安全運転管理者等法定講習会の開催

 島根県公安委員会から業務委託を受け、大学教授、警察本部、島根県指定自動車教習所協会、日本自動車連盟島根支部に講師を依頼し、第一次講習(4/24~7/25)、第二次講習(10/16)と延べ17会場において開催し、35年連続となる100%受講(3,757名)を達成した。

 なお、大田、川本、江津、浜田、益田、鹿足、島後、浦郷の8地区は、第一次講習で対象者全員が受講した。

  (2)

レディース・リーダー研修会の開催

 安全運転に関する女性リーダーの育成と女性ドライバーの安全意識の向上を図ることを目的に10月23・24日の2日間、各地区から16名の女性ドライバーの参加を得、松江市の「ホテル白鳥」と「松江城北自動車教習所」において、第12回目となる実技を中心とした研修会を開催した。

  (3)

モデル事業所ブロック別研修会の開催

 令和元年度に委嘱したモデル事業所の安全運転管理者を招致し、活動事例発表、危険予測訓練及び研修テーマに基づく自由討議を行い、参加者の安全運転管理レベルの向上を図った。

  11/11 東部地区 「サンラポーむらくも」 20名

  11/21 西部地区  国民宿舎「千畳苑」  16名

  11/28 隠岐地区 「至誠館」        4名

  (4)

安全運転中央研修所における派遣研修

 9月10日~13日の間、5人の安全運転管理者を安全運転中央研修所における「安全運転管理課程」4日間コースに派遣した。(松江・出雲・雲南・浜田・益田)

  (5)

一日実務研修

 10・11月の2か月間、県内12自動車教習所等において、93人の安全運転管理者等が実技を中心とした一日実務研修を受講した。(地区協会との共同事業)

 

4. 安全運転管理に関する指導、啓発等
  (1)

交通安全写真コンクールの実施

 4月から3か月間作品を募集し、応募のあった100点の中から、9月19日の審査会で計20作品を選考表彰するとともに、交通安全県民大会等各種イベント会場での展示、安管だよりへの掲載等広く活用した。

 ○ 特別賞(敬称略)

   島根県知事賞               藤原  均 (出雲市)

   島根県警察本部長賞            吉﨑 佳慶 (益田市)

   島根県安全運転管理者協会長賞       岡田 昭夫 (邑南町)

   島根県交通安全協会長賞          荒木 諭吉 (出雲市)

   自動車安全運転センター島根県事務所長賞  髙木 雄二 (松江市)

 ○ 佳作 5点

 ○ フジカラー賞 10点

  (2)

「しまね安全ドライブ・コンテスト2019」の実施

 実行委員会として参画し、各地区協会と連携を図り、本コンテスト参加のメリット・効果を訴えた結果、508事業所(前年比+29)が参加した。

 ・ 募集期間  5/20~7/10

 ・ 実施期間  7/11~12/31までの174日間

 ・ 参加チーム 6,197チーム(前年比+22)

    無事故・無違反達成状況 5,569チーム 達成率89.9%(+2.3p)

     ※ 抽選により375チームに旅行券等商品贈呈

  (3)

第14回セーフティ・ドライバー安全運転競技大会

 模範ドライバーの育成及び事業所における安全意識の高揚と交通事故防止を図ることを目的に、10月14日、島根県西部運転免許センター(浜田市)において開催する予定であったが、台風19号の影響等を考慮して中止した。

 

  (4)

ドライブレコーダーの普及促進事業

 ドライブレコーダーを設置する事業所に対して、上限1万円の助成金を支給し、85事業所に対して765,000円を助成した。

  (5)

機関紙等による交通安全情報の提供

 「安全運転管理者だより」を年間11回発行し、主要事業の開催状況、法令の改正要点、各地区の活動状況等安全運転管理に役立つ情報の提供に努めたほか、当協会のホームページを活用した交通事故情報等のタイムリーな提供を図った。

  (6)

交通安全教育用教材等の貸出

 保有するVHS・DVD 146本(うち新規購入12本)について、82回147本の貸出があった。

  (7)

カレンダーの作成・配付

 月別の安全運転管理目標、月間重点、安全運転管理ポイント、交通標語を掲載したオリジナルカレンダーを作成し、会員事業所に配付した。

 

5. 交通安全運動等
  (1)

期間を定めて行う運動

 令和元年度「島根県交通安全県民運動実施要領」に定める次の運動を、県、警察本部及び関係機関・団体との連携を図りながら積極的かつ効果的な展開に努めた。

 ① 新入学(園)期の交通事故防止運動(4/8~4/17)

 ② 自転車マナーアップ運動(5/1~5/31)

 ③ 春の全国交通安全運動(5/11~5/20)

 ④ 夏の交通事故防止運動(7/1~7/21)

 ⑤ 秋の全国交通安全運動(9/21~9/30)

 ⑥ 高齢者の交通事故防止運動(11/1~11/21)

 ⑦ 年末の交通事故防止運動(12/11~12/31)

  (2)

日を定めて行う運動

 関係機関・団体との連携の下、「県民運動実施要領」に定める次の日における街頭指導、啓発活動等に取り組んだ。

 ① 交通安全県民の日(毎月1日)

 ② 自転車・二輪車交通安全指導の日(毎月18日)

 ③ 交通事故死「ゼロ」を目指す日(4/10・9/30)

  (3)

交通死亡事故多発警報発令時の活動

 令和元年中における多発警報は、10日間に3件の死亡事故が発生した12月に1回発令され、警察本部・所轄警察署との連携を図り、発令から10日間、街頭活動や広報啓発活動等を展開した。

  (4)

年間を通じて行う運動(安管独自)

 地域社会に貢献するために、当協会独自の次の2つの運動に全事業所が参加し、年間を通して取り組んだ。

 ① 「高齢者を交通事故から守る一事業所一運動」

 多発している薄暮・夜間における高齢歩行者等の交通事故を防止するため、安全運転管理者等講習や研修会を通じて、高齢者を見かけたら速度を落とす運動や早めのライト点灯・上向きライト活用の運動などを通じて、高齢者被害の事故防止に努めた。

 ② 「エコドライブ推進運動」

 令和元年度の安全運転管理者等講習において、エコドライブが交通事故防止に繋がっていることを紹介し、各事業所で「エコドライブ10のすすめ」を実践するように促し、環境保全に寄与するとともに交通事故の減少と死亡事故の抑止を図った。

 

6. 各 種 表 彰
  (1)

警察本部長・会長連名表彰及び会長表彰

 各地区協会との連携を図り、安管講習各会場において当協会表彰規程に基づく各種表彰を行い、士気の高揚と活動意欲の向上を図った。

 【警察本部長・会長連名表彰】

   ・優良安全運転管理者  12名

   ・優良事業所      36事業所

 【会長表彰】

   ・交通安全功労者    4名

   ・優良安全運転管理者  9名

   ・優良事業所      29事業所

 【会長感謝状】

   ・優良交通警察職員等  3名

  (2)

全日交(緑十字金・銀章)及び管区(中国管区局長・会長連名)表彰

○ 全日交表彰(国民運動中央大会)

  1月22日、文京シビックホールで開催された「第59回交通安全国民運動中央大会」において

   ・優良事業所   マサコーポレーション(松江地区)

   ・優良地区協会  浜田地区安全運転管理者協会

 がそれぞれ全国表彰を受賞した。

○ 管区表彰

  11月1日、安来市で開催された「第55回島根県交通安全県民大会」において

   ・優良安全運転管理者

     雲南地区  都 間 正 隆 氏

     浜田地区  大 賀 誠 一  氏

   ・優良事業所

     松江地区  島根県農業協同組合 くにびき地区本部

     出雲地区  ダイイチ株式会社

 がそれぞれ中国管区表彰を受賞した。

○ 全日交表彰(交通栄誉章「緑十字銅章」)

    優良安全運転管理者  3名

 が「交通安全県民大会」において受賞した。

  (3)

安管法定講習受講成績優良地区協会表彰

 平成30年度第一次講習で100%受講を達成した雲南、川本、江津、益田、鹿足、島後、浦郷の7地区協会を2019年度定時総会の席上で表彰した。

 

7. 各 種 会 議
  (1)

定時理事会

第1回 6月3日(みなし理事会)、第2回 3月25日、松江市で開催した。

  (2)

定時総会、臨時理事会

6月21日、松江市で開催した。

  (3)

都道府県専務理事等会議

10月2日、東京都で開催され専務理事が出席した。

  (4)

中国五県安全運転管理委員会(11/14)

11月14日、山口市で開催され専務理事が出席した。