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平 成 30 年 度 事 業 報 告

 

 平成30年度事業計画に基づき、適正かつ効果的な安全運転管理と職員一人ひとりの交通安全意識の高揚を図るための各種施策、活動に積極的に取り組むとともに、第10次島根県交通安全計画に掲げる「平成32年までに交通事故による死者数18人以下」とする抑止目標達成に向け、関係機関・団体、地域一体となった交通事故防止対策を推進した。

 平成30年中の県内の交通事故は、発生件数、負傷者数は大きく減少したが、死者数は20人と前年を3人上回った。

 一方、安管設置事業所の交通事故も、発生件数80件(前年比-11)、負傷者数91人(前年-13)とそれぞれ約1割以上減少したが、死者数は一昨年0人から2人となり、更なる交通事故防止対策が必要である。

 また、昨年も一昨年同様に安管設置事業所従業員の中から、飲酒運転え検挙される者が出たことは残念であった。

 当協会における平成30年度事業の実施状況は次のとおりである。

 

1. 組織の充実・強化
  (1)

新規選任届出事業所・未加入事業所に対する対策

 新規選任届出事業所・地区協会未加入事業所に対し、安全運転管理者等講習通知時等に、会員メリットを訴えて加入を依頼するとともに、地区協会事務局との連携を図りながら加入促進に努めた結果、平成30年度末の県内全体の状況は、

 ・安全運転管理者等 3,779人(前年度比 +6人)

 ・会 員 数    3,390人(前年度比 +2人)

であり、会員加入率は89.7%(前年度89.8%)と僅かに下がった。
  (2)

安全運転管理者等未選任事業所に対する対策

 法の不知等による未選任事業所の一掃を図るため、警察本部、各警察署との連携のもと、未選任事業所の発見と新規届出者に対する地区協会への加入促進に努めた。

 

2. 安全運転管理に関する調査、研究等
  (1)

安全運転管理推進モデル事業所の委嘱(5/1~4/30)

 県内70事業所を選定し、所轄警察署長と地区協会長の連名による委嘱状とモデル事業看板を交付して委嘱時講習を行った。モデル事業所は1年間、他の事業所のモデルとしての活動を展開した。

  (2)

事業所診断の実施

 10,11月の2か月間、事業所診断実施要領に基づき、「管理対策優良事業所」「管理対策低調事業所」「その他診断を必要と認めた事業所」計114事業所を選定し、所轄警察署員と地区協会役員による共同診断を行い、安全運転管理者等と面接の上、必要な指導助言を行った。

  (3)

安全運転管理のための執務資料等の発行・配付(随時)

 安管だより・安管カレンダーへの同封、安管講習・モデル事業所委嘱・各種研修時等に次の執務資料を配付した。

・「従業員と企業を守る安全運転管理」テキスト(全事業所)

・「贖いの日々」小冊子(全事業所)2

・「運転管理12か月(平成30年版)」小冊子(全事業所)3

・「交通事故の真実Q&A」小冊子(全事業所)4

・「安全運転管理診断チェック&アドバイス」小冊子(全事業所)5

・「運転中にトラブルが発生したときは」小冊子(全事業所)6

・交通安全標語日捲りカレンダー(全事業所)7

・「企業ドライバーの交通事故を防ぐ」小冊子(モデル事業所)8

・「交通事故を防ぐ実例ヒント集」小冊子(モデル事業所)9

・「飲酒運転防止ポスター」(会員事業所)10

・「あおり運転」啓発リーフレット(会員事業所)11

・「やっていますか 安全朝礼」小冊子(会員事業所)12

・「こうして潰せヒューマンエラー」小冊子(会員事業所)13

・「交通違反の罰則と点数」小冊子(診断事業所)14

・「春・秋・冬の交通安全運動」「ストップ!悪質・危険運転」「悪質 飲酒運転・危険ドラッグ運転」等

  各種リーフレット・チラシ・ポスター(会員事業所・モデル事業所)

 

3. 安全運転管理者等の研修会の開催
  (1)

安全運転管理者等法定講習会の開催

 島根県公安委員会から業務委託を受け、大学教授、警察本部、島根県健康福祉部健康推進課、島根県自動車整備振興会に講師を依頼し、第一次講習(4/25~8/17)、第二次講習(10/24)と延べ17会場において開催し、34年連続となる100%受講を達成した。

 なお、雲南、川本、江津、益田、津和野、島後、浦郷地区は、第一次講習で対象者全員が受講した。

  (2)

レディース・リーダー研修会の開催

 安全運転に関する女性リーダーの育成と女性ドライバーの安全意識の向上を図ることを目的に10月17・18日の2日間、各地区から17名の女性ドライバーの参加を得、松江市の「ホテル白鳥」と「松江城北自動車教習所」において、第11回目となる実技を中心とした研修会を開催した。

  (3)

モデル事業所ブロック別研修会の開催

 30年度に委嘱したモデル事業所の安全運転管理者を招致し、活動事例発表、危険予測訓練及び研修テーマに基づく自由討議を行い、参加者の安全運転管理レベルの向上を図った。

  10/26 東部地区 「サンラポーむらくも」  287名

  11/ 7 西部地区  国民宿舎「千畳苑」   20名

  12/ 4 隠岐地区 「至誠館」         5名

  (4)

安全運転中央研修所における派遣研修

 10月1日~4日の間、3人の安全運転管理者を安全運転中央研修所における「安全運転管理課程」4日間コースに派遣した。(松江・雲南・江津・浜田)

  (5)

一日実務研修

 10・11月の2か月間、県内12自動車教習所等において、96人の安全運転管理者等が実技を中心とした一日実務研修を受講した。(地区協会との共同事業)

 

4. 安全運転管理に関する指導、啓発等
  (1)

交通安全写真コンクールの実施

 4月から3か月間作品を募集し、応募のあった110点の中から、9月18日の審査会で計20作品を選考表彰するとともに、交通安全県民大会等各種イベント会場での展示、安管だよりへの掲載等広く活用した。

 ○ 特別賞

   島根県知事賞               米田 昂太郎(隠岐の島町)

   島根県警察本部長賞            山本 ますみ(松江市)

   島根県安全運転管理者協会長賞       伊藤 健治 (松江市)

   島根県交通安全協会長賞          金折 俊裕 (雲南市)

   自動車安全運転センター島根県事務所長賞  松岡 治恵 (松江市)

 ○ 佳作 5点

 ○ フジカラー賞 10点

  (2)

「しまね安全ドライブ・コンテスト2018」の実施

 実行委員会として参画し、各地区協会と連携を図り、本コンテスト参加のメリット・効果を訴えた結果、479事業所(前年比-2)が参加した。

 ・ 募集期間  5/20~7/10

 ・ 実施期間  7/11~12/31までの174日間

 ・ 参加チーム 6,175チーム(前年比+117)

   無事故・無違反達成状況 5,411チーム 達成率87.6%

    ※ 抽選により375チームに旅行券等商品贈呈

  (3)

第13回セーフティ・ドライバー安全運転競技大会の開催

 模範ドライバーの育成及び事業所における安全意識の高揚と交通事故防止を図ることを目的に、10月13日、島根県運転免許センター(松江市)において開催した。県内11地区協会から参加した15チーム(30人)が、学科競技、実技競技(技能走行・法規走行)で熱戦を展開した。

 【大会結果】

  ○ 団体の部

     優 勝  松江地区協会  Aチーム

     準優勝  松江地区協会  Bチーム

     第3位  島後地区協会  チーム

  ○ 個人の部

    ≪男子≫

     優 勝  山 﨑 康 平 選手(江津地区協会)

     準優勝  綿 貫 心 平 選手(松江地区協会)

     第3位  打 田 卓 也 選手(松江地区協会)

    ≪女子≫

     優 勝  平 木 なつみ 選手(松江地区協会)

     準優勝  田 倉 千 春 選手(益田地区協会)

     第3位  江 角 加 奈 選手(松江地区協会)

  (4)

ドライブレコーダーの普及促進事業

 ドライブレコーダーを設置する事業所に対して、上限1万円の助成金を支給し、72事業所に対して639,000円を助成した。

  (5)

機関紙等による交通安全情報の提供

 「安全運転管理者だより」を年間11回発行し、主要事業の開催状況、法令の改正要点、各地区の活動状況等安全運転管理に役立つ情報の提供に努めたほか、当協会のホームページを活用した交通事故情報等のタイムリーな提供を図った。

  (6)

交通安全教育用教材等の貸出

 保有するVHS・DVD 134本(うち新規購入6本)について、90回168本の貸出があった。

  (7)

カレンダーの作成・配付

 月別の安全運転管理目標、月間重点、安全運転管理ポイント、交通標語を掲載したオリジナルカレンダーを作成し、会員事業所に配付した。

 

5. 交通安全運動等
  (1)

期間を定めて行う運動

 平成30年度「島根県交通安全県民運動実施要領」に定める次の運動を、県、警察本部及び関係機関・団体との連携を図りながら積極的かつ効果的な展開に努めた。

 ① 春の全国交通安全運動(4/6~4/15)

 ② 自転車マナーアップ運動(5/1~5/31)

 ③ 夏の交通事故防止運動(7/1~7/21)

 ④ 秋の全国交通安全運動(9/21~9/30)

 ⑤ 高齢者の交通事故防止運動(11/1~11/21)

 ⑥ 年末の交通事故防止運動(12/11~12/31)

  (2)

日を定めて行う運動

 関係機関・団体との連携の下、「県民運動実施要領」に定める次の日における街頭指導、啓発活動等に取り組んだ。

 ① 交通安全県民の日(毎月1日)

 ② 自転車・二輪車交通安全指導の日(毎月18日)

 ③ 交通事故死「ゼロ」を目指す日(4/10・9/30)

  (3)

交通死亡事故多発警報発令時の活動

 平成30年中における多発警報は、10日間に3件の死亡事故が発生した4月に1回発令され、警察本部・所轄警察署との連携を図り、発令から10日間、街頭活動や広報啓発活動等を展開した。

  (4)

年間を通じて行う運動(安管独自)

 地域社会に貢献するために、当協会独自の次の2つの運動に全事業所が参加し、年間を通して取り組んだ。

 ① 「高齢者を交通事故から守る一事業所一運動」

 多発している薄暮・夜間における高齢歩行者等の交通事故を防止するため、一昨年配布した「早めのライト点灯 上向きライト活用」のマグネットステッカーを貼付する運動などを通じて、高齢者被害の事故防止に努めた。

 ② 「エコドライブ推進運動」

 平成30年度の安全運転講習会において、エコドライブが交通事故防止に繋がっていることを紹介し、各事業所で「エコドライブ10のすすめ」を実践するように促し、環境保全に寄与するとともに交通事故の減少と死亡事故の抑止を図った。

 

6. 各 種 表 彰
  (1)

警察本部長・会長連名表彰及び会長表彰

 各地区協会との連携を図り、安管講習各会場において当協会表彰規程に基づく各種表彰を行い、士気の高揚と活動意欲の向上を図った。

 【警察本部長・会長連名表彰】

   ・優良安全運転管理者  12名

   ・優良事業所      36事業所

 【会長表彰】

   ・交通安全功労者    4名

   ・優良安全運転管理者  9名

   ・優良事業所      29事業所

 【会長感謝状】

   ・優良交通警察職員等  3名

  (2)

全日交(緑十字金・銀章)及び管区(中国管区局長・会長連名)表彰

○ 全日交表彰(国民運動中央大会)

  1月17日、文京シビックホールで開催された「第58回交通安全国民運動中央大会」において

   ・優良事業所   まるなか建設(松江地区)

   ・優良地区協会  川本地区安全運転管理者協会

 がそれぞれ全国表彰を受賞した。

○ 管区表彰

  11月13日、大田市民会館で開催された「第54回島根県交通安全県民大会」において

   ・優良安全運転管理者

     雲南地区  川 角 邦 生  氏

     雲南地区  中 澤 豊 和   氏

   ・優良事業所

     出雲地区  有限会社長谷川清商店

     益田地区  益田地区広域市町村圏事務組合

           益田広域消防本部

 がそれぞれ中国管区表彰を受賞した。

○ 全日交表彰(交通栄誉章「緑十字銅章」)

    優良安全運転管理者  5名

 が「交通安全県民大会」において受賞した。

  (3)

安管法定講習受講成績優良地区協会表彰

 平成30年度第一次講習で100%受講を達成した雲南、川本、江津、益田、津和野、島後、浦郷の5地区協会を31年度定時総会の席上で表彰する。

 

7. 各 種 会 議
  (1)

定時理事会

第1回 6月1日(みなし理事会)、第2回 3月29日、松江市で開催した。

  (2)

定時総会、臨時理事会

6月21日、松江市で開催した。

  (3)

都道府県専務理事等会議

10月3日、東京都で開催され専務理事が出席した。

  (4)

中国五県安全運転管理委員会(11/15)

11月15日、広島市で開催され専務理事が出席した。